デポルティボの柴崎岳【写真:Getty Images】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第10節のデポルティボ対アルメリア戦が現地時間6日に行われ、0-0のドローに終わった。デポルティボの日本代表MF柴崎岳は先発で出場し、終了間際の90分に交代するまでプレーした。
ミッドウィークの前節ジローナ戦で不出場に終わっていた柴崎は2試合ぶりの先発復帰。両チームともにチャンスはあったが決定力を欠き、サラゴサは開幕戦以来9試合連続で白星を逃す結果となった。
柴崎のこの日のパフォーマンスに対し、スペインメディアの評価は分かれている。『エル・デスマルケ』は採点「7」をつけ、「この試合では彼の存在感が感じられた。序盤からモーター役としてプレーを動かし、危険なアクションを生み出していた」と評した。
一方、地元紙『ラ・ボス・デ・ガリシア』では「5」と低めの採点。「ダブルボランチの一角として先発に復帰したが、かなり迷っており、ほとんどリスクを冒さなかった。彼の最高のプレーはアドバンテージを適用しなかった主審に止められた」と記している。
デポルティボ専門メディア『リアソール.org』では採点「5.9」。チーム内で上から4番目の数字ではあるが、寸評は厳しい。「アンケラ(監督)の戦術の中に依然として場所を見つけられていない。守備も攻撃も十分に貢献できず。プレーに明瞭さを与えてくれるはずだった選手だが、まだそうなれていない」と柴崎について述べている。
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