ブライトン戦で負傷したウーゴ・ロリス【写真:Getty Images】
トッテナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスは、現地時間5日に行われたプレミアリーグ第8節のブライトン戦で左肘を脱臼する怪我を負った。長期間の離脱となる可能性が懸念されている。
試合開始直後の前半3分、ロリスはゴール枠内へと飛んできたロングボールに対応したがキャッチできず、こぼれたボールを押し込んだブライトンが先制。ロリスは着地した際に左腕のつき方が良くなかった様子で、肘を押さえて苦悶の表情を浮かべた。
ピッチ上で治療を受けたがプレー続行は不可能であり、そのままストレッチャーに乗せられて交代。試合はさらに2点を加えたブライトンが3-0で勝利を収める結果に終わった。
クラブはその後、ロリスが左肘を脱臼したことを発表。離脱期間の見通しなどについては今後の検査で確認するとのことだが、『デイリー・メール』など英メディアはロリスが2ヶ月あるいはそれ以上の離脱を強いられるとの見通しを示している。
トッテナムはカラバオ杯で4部チームに敗れ、チャンピオンズリーグではバイエルン・ミュンヘンに2-7の歴史的大敗を喫するなど、苦しい時期を過ごしている。さらに守護神を欠いての戦いも強いられることになりそうだ。
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