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岡崎慎司、“古巣”マラガと対戦へ。「特別な試合だが勝たなければならない」

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

岡崎慎司
ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】

 FW岡崎慎司が所属するスペイン2部のウエスカは、現地時間6日に行われるセグンダ・ディビシオン第10節の試合でマラガと対戦する。スペイン『エル・デスマルケ』マラガ版は、この試合に向けた岡崎のインタビューを4日付で伝えた。

 昨季限りでイングランドのレスター・シティを退団した岡崎は、夏の移籍市場でマラガに加入。だが登録問題のためマラガで公式戦に出場することはできずに1ヶ月あまりでクラブを去り、改めてウエスカに加入してスペインでのプレーをスタートさせることになった。

 そのマラガをホームに迎える一戦は「特別な試合」だと岡崎は認めている。「マラガは素晴らしいチーム。みんなに会って、あそこで過ごした1ヶ月間のことを感謝したいと思う。だが試合には勝たなければならない」と語った。

 マラガを退団せざるを得なかったことについては「すごく落ち込んだ」としつつ、「別のクラブに行かなければ半年プレーできなくなると恐れていた」と岡崎。それでもマラガでは「チームメートやファンと一緒に楽しむことができた。あの場所が大好きです」と振り返っている。

 経営問題も抱えるマラガは降格圏の19位に沈んでいるが、「とても力のあるチームで、良い監督がいることは分かっている。スペインの素晴らしいクラブだと思うし、僕らにとってもすごく難しい試合になる」と岡崎は試合への見通しを示した。

 ウエスカは昇格プレーオフ圏内の5位に位置し、1部復帰を狙える状況にある。「ウエスカが1部に上がれるようにベストを尽くしたい。スペイン1部でプレーしたい」と岡崎は今後に向けて目標を掲げている。

【了】

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