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ガンバ、宇佐美貴史のゴールなどで5発大勝!コンサドーレは公式戦4試合勝利なし

text by 編集部 photo by Getty Images

ガンバ大阪
ガンバ大阪【写真:Getty Images】

【ガンバ大阪 5-0 北海道コンサドーレ札幌 明治安田生命J1リーグ第28節】

 明治安田生命J1リーグ第28節、ガンバ大阪対北海道コンサドーレ札幌が4日に行われた。試合はホームのG大阪が5-0で勝利を収めた。

 現在14位のG大阪は、2トップにアデミウソンと宇佐美貴史を起用。ボランチには、井手口陽介が入った。元スペイン代表MFマルケル・スサエタはベンチスタートとなった。対する7位の札幌は、ワントップに出場停止処分明けのジェイを起用。当初チャナティップがシャドーでスタメン入りしていたが、怪我の影響でMF荒野拓馬が急遽入ることになった。

 試合開始早々、G大阪が先制のチャンスを作る。6分、G大阪は相手ボールを奪うと、カウンターを発動。宇佐美がセンターライン付近でボールを受け、ドリブルで相手陣内へ侵入し、ペナルティエリア内に侵入したアデミウソンにスルーパスを供給。アデミウソンを宮澤が倒してしまい、PKの判定となった。だが、このPKをアデミウソンが外してしまい、先制点を奪うことができなかった。

 序盤から良い形を作り、チャンスを作り出していたG大阪だったが、中々ゴールを奪うことができない。札幌もチャンスを作るも、最後のところでG大阪の守備に阻まれてしまう。先に交代カードを切ったのは札幌。後半頭から宮澤に代え、アンデルソン・ロペスを投入した。

 だが均衡をやぶったのは、G大阪だった。57分、右サイドのスペースに走ったアデミウソンが、ペナルティエリア内で受けると、右足で中央にグラウンダーのクロス。すると、長い距離を走ってきた倉田が左足ダイレクトでゴール左に突き刺した。倉田は、これで今季リーグ戦6得点目となった。

 続く61分、左サイド深い位置で倉田がボールを受けると、ペナルティエリア手前にいたアデミウソンにパスを供給。アデミウソンは、ダイレクトヒールで宇佐美にパス。そのままペナルティエリア左に侵入した宇佐美が、右足を振り抜きゴール左に突き刺した。

 さらに70分、ペナルティエリア手前の中央で井手口が、右サイドの小野瀬にパス。小野瀬は中央にクロスを供給し、アデミウソンが下がりながらの難しいヘディングでゴールに流し込んだ。

 その後反撃に出たい札幌だったが、中々チャンスを作り出すことができず、終盤に途中出場の藤春と渡邉にゴールを決められ、5失点となってしまった。5-0で勝利したG大阪は、暫定で11位に浮上。敗れた札幌は、公式戦4試合勝利なしとなった。

【得点者】
57分 1-0 倉田秋(ガンバ大阪)
61分 2-0 宇佐美貴史(ガンバ大阪)
70分 3-0 アデミウソン(ガンバ大阪)
88分 4-0 藤春廣輝(ガンバ大阪)
90+2分 5-0 渡邉千真(ガンバ大阪)

【了】

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