浦和レッズのFWファブリシオの活躍を古巣ポルティモネンセ時代の仲間たちも気にかけている【写真:Getty Images】
浦和レッズは2日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝1stレグで広州恒大に2-0の勝利を収めた。
2大会ぶりの決勝進出に大きく前進した一戦で、決勝ゴールとなった19分の先制弾がポルトガルでも話題になっている。3日付の同国紙『レコード』に「ファブリシオのゴールがリアクションを引き出した」という小さな記事が掲載されていた。
「ブラジル人のファブリシオは1年以上前にポルティモネンセから浦和レッズへと移籍したが、強烈なゴールを祝った素晴らしい友人たちとの関係は今でも続いている」
記事ではそう述べられている。ファブリシオは19分に豪快なミドルシュートをゴールネットに突き刺し、レッズの勝利に大きく貢献した。このゴールにポルティモネンセ時代のチームメイトや、同クラブの最大株主である仲介人のテオドロ・フォンセカ氏などがSNS上で反応し、お祝いの言葉を寄せたという。
アジアの東の端からユーラシア大陸の西の端まで轟くスーパーゴール。ファブリシオの活躍は、レッズのACL決勝進出に向けて不可欠だ。かつての仲間たちのエールでパワーアップを遂げるか。長期離脱から復活を遂げつつあるブラジル人FWへの期待は大きい。
【了】