ハーツの食野亮太郎【写真:Getty Images】
スコットランド1部のハーツに所属するFW食野亮太郎は、ピッチ内外で順調にチームに馴染むことができているようだ。チームメートのベテランFWスティーブン・マクリーンが食野について語ったコメントを地元メディア『エジンバラ・ライブ』が伝えた。
食野はガンバ大阪からマンチェスター・シティへ完全移籍したあと、レンタルでハーツに加入。出場2試合目となったマザーウェル戦では初ゴールを含めて2得点に絡むなど、さっそくの活躍をみせている。
「ハーツの攻撃に新たな次元を加えた」「チームにとってプラスになると納得させるのに十分なものを見せてきた」と地元メディアは食野を評しつつ、チームメートによるコメントも伝えている。
現時点ではまだ英語がそれほど話せない食野だが、チームメートからいくつかの言葉も習っているという。「陽気でいいヤツだ。この前の夜は何人かで日本食レストランに行っていたよ」とマクリーンは語る。
食野は試合前に「ラップに包んだおにぎり」を持ってきたこともあったとマクリーンは振り返っている。「元気にやっているし、楽しんでいるようだよ」とチーム内での様子について語った。
ピッチ上でのプレーに対しても評価は高い。「エリア内やエリア付近ですごく速い。シュートの振りが小さくて素早く打つことができる。間違いなく力のある選手だ」とマクリーンは食野のプレーの印象について話している。
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