マッシミリアーノ・アッレグリ氏【写真:Getty Images】
昨季までイタリア王者ユベントスを率いていたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、プレミアリーグの強豪クラブの時期監督に就任する可能性があるのかもしれない。英紙『ガーディアン』が伝えている。
アッレグリ氏は2014年から5年間にわたってユーベを率い、5年連続でセリエA優勝。昨季限りで退任し、現在はフリーのまま休養期間を過ごしている。
だが英紙によれば、アッレグリ氏は現在英語の学習に励んでいるという。プレミアリーグでの新たな挑戦を見据えているのではないかとみられている。
アッレグリ氏が率いる可能性のあるクラブとして噂されているのはトッテナムとマンチェスター・ユナイテッド。トッテナムは先日のカラバオカップ3回戦で4部チームに敗れる失態を演じたのに続いて、1日に行われたチャンピオンズリーグの試合ではバイエルン・ミュンヘンに2-7の歴史的大敗を喫し、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の立場は危うくなりつつある。アッレグリ氏は、そのトッテナム対バイエルン戦を観戦に訪れていたという。
一方のユナイテッドも、プレミアリーグ7試合を終えて2勝3分け2敗と振るわず、「過去30年で最悪のスタート」を切った。クラブは現時点ではオレ・グンナー・スールシャール監督の解任を考えてはいないものの、今後の状況次第ではアッレグリ氏が新監督候補の一人になり得るとみられている。
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