最終ラインのドリブラー
DF:山根視来(湘南ベルマーレ)
生年月日:1993年12月12日(25歳)
身長/体重:178cm/72kg
今季リーグ戦成績:26試合出場2得点1アシスト
上背はないものの、スピードとドリブルを武器にしている山根視来は、最終ラインからのドリブル突破からチャンスを作る。誤審に揺れた浦和戦での決勝ゴール、昨季の鹿島戦でのアディショナルタイムの決勝ゴールなど、土壇場でゴールを決めることのできる選手でもある。
今や湘南ベルマーレ不動の右CBを務める山根だが、桐蔭横浜大学を経て加入した湘南1年目のリーグ戦出場はゼロだった。そこで2年目のプレシーズンに、曹貴裁監督がサイドアタッカーから最終ラインへとコンバート。すると、これが功を奏し、今ではチームに欠かせない存在へと成長した。
格下相手となるアジア2次予選では、最終ラインの攻撃面での貢献が必要となる。日本代表が3バックを採用するのであれば、山根を入れても面白いだろう。
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