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世界のトッププレイヤー能力値ランキング51位〜70位。こいつは誰だ!? 謎の男2人がランクイン!

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

68位:レアルの司令塔

トニ・クロース

トニ・クロースの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

MF:トニ・クロース(ドイツ代表/レアル・マドリー)
生年月日:1990年1月4日(29歳)
昨季リーグ戦成績:28試合0得点4アシスト
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)

 世界最高峰のパサーの一人でもあるMFトニ・クロース。そのプレースタイルはまさに司令塔と言うに相応しく、様々は局面でチームの指揮を取る。

 やはり、パスの数値はほぼ満点に近く申し分ない。その他のテクニック、IQといった項目でもかなりの高水準となっているのがわかる。そのパスはロングパスからショートパスまで幅広いキック精度を持っており、決定期となるチャンスも演出することが出来る。またパスだけでなく、フリーキック精度も抜群。様々な角度から狙うことが出来るのが彼の持ち味だ。また、守備面での貢献度も決して低くはない。攻守において仕事をこなすことが出来る。一方で世界最高峰のMFではあるが、このランキングでは空中戦とスピードで数値を落としてしまい、大きく順位を下げる結果となった。

 試合の組み立ての部分において、この男の貢献度は計り知れない。多彩なキックを持つクロースが今シーズンどのような美しいパスを見せてくれるだろうか。

67位:クロアチアのパサー

イバン・ラキティッチ

イバン・ラキティッチの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

MF:イバン・ラキティッチ(クロアチア代表/バルセロナ)
生年月日:1988年3月10日
昨季リーグ戦成績:34試合3得点5アシスト
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)

 バルセロナで攻守に渡って仕事が出来るのがMFイバン・ラキティッチだ。これまで主力として戦い続けてきたが、今季はこれまで11試合を消化して7試合に出場したうち、スタメン入りはわずかに1試合とMFフレンキー・デ・ヨングの加入もあり序列が低くなっている。

 ラキティッチの強みは高いボールキープとパスセンスだ。中盤でボールキープ出来ることによって相手のプレッシャーを剥すと、前線に質の高いロングボールを供給する。もちろんロングパスだけでなく、ショートパスの精度も高い。様々なパスでチェンスメイク出来るため攻撃の幅が広がる。またパス同様にミドルシュートの精度も高く、エリア内外問わず狙うことが出来るパンチ力も持っている。現状MFトニ・クロースの方が上であるという声もあると思うが、このランキングでは全ての能力を算出してランキング付けされるため、ラキティッチの方が空中戦、メンタル、スピードで平均値を上げてこの順位となった。

 出場機会が減っているラキティッチは移籍の噂が今も絶えない。不遇のシーズンを送ることになれば移籍という決断もやむなしといった所だろう。そういった意味でも今季のラキティッチに注目だ。

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