GK部門
川崎フロンターレのチョン・ソンリョン(左)とサンフレッチェ広島の大迫敬介(右)【写真:Getty Images】
GK:大迫敬介(おおさこ・けいすけ/サンフレッチェ広島)
生年月日:1999年7月28日(20歳)
今季リーグ戦成績:22試合出場/17失点
GK:チョン・ソンリョン(元韓国代表/川崎フロンターレ)
生年月日:1985年1月4日(34歳)
今季リーグ戦成績:25試合出場/24失点
僕ちょっと楽しみなのは大迫選手ですかね。やっぱりあれだけ若くして広島でレギュラーポジションを取っている。あとはあのいい人そうな顔。絶対この人ええやつやなっていう感じのところから(シュートを)止めるという。そこのギャップがいいですね。優しそうな顔してますけどね。でもプレーとかそういうのは優しさは関係なくて。そういうところはやっぱりいいですね。もちろんボールに対する反応とかもいいですし、ゴールキーパーでいったら大迫選手が一番いいかな、というか楽しみですね。
あとは、ちょっと最近はフロンターレ点を取られてますけど、やっぱりチョン・ソンリョン選手。というのはなんでかって言うと、バルセロナとかもそうなんですけど、ボール持つチームのキーパーって難しいんですよ。それはやっぱり足下の技術どうこうとかそういうものではなくて、ボールを回すってことはそれなりに人数かけるってことじゃないですか。ということは、やられる時って絶対カウンターとか大ピンチになることが多いんですよ。
バルセロナとかも、今は少し違うかもしれないですけど、なんかあんまりキーパーって評価されなかったりするんです。フロンターレとかみたいにボールを持つチームはキーパーの評価がしづらいんですけど、ああいうチームであればあるほどキーパーってやっぱすごい大変だと思うので、そういう意味ではやっぱり、今年はちょっと点を取られているとはいえ、連続で優勝してて今でも上位にいるチームのGKってやっぱり本当は評価されるべきなんじゃないかなと僕は思いますね。