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香川真司、終盤にはトーンダウンも前半は高評価。「サラゴサに欠かせない」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
レアル・サラゴサの香川真司【写真:Getty Images】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第8節のオビエド対レアル・サラゴサ戦が現地時間29日に行われ、2-2の引き分けに終わった。サラゴサのMF香川真司は先発で出場し、83分までプレーしている。

 開幕から7試合連続の先発となった香川は前半29分に決定的なシュートをGKの好セーブに阻まれるなどのチャンスもあったが、得点はならず。試合はサラゴサが2度のビハインドから追いついたものの、最下位の相手から勝ち点1を獲得するにとどまった。

 地元メディア『スポルト・アラゴン』では、この試合の香川のパフォーマンスに対して「6」と平均的な採点。「前半には何度もラインの間に顔を出し、前線への一番のボール供給源だった」としながらも、徐々にトーンダウンし、「終盤には目立たなくなり交代した」と評している。

 一方『エル・デスマルケ』では、2得点のルイス・スアレスに次ぐチーム内2位タイとなる「7」と高めの採点をつけた。「燃料切れになるまではなかなか良かった。プレーのリズムを作るクオリティーはサラゴサに欠かせない」と寸評。また、前半に香川が見せた股抜きが「天才的」であったとしてこの試合の注目プレーに選出している。

 今季4勝3分けと無敗を守ったサラゴサは、1試合未消化の状態で3位の好位置につけている。次節は10月3日に18位のマラガをホームに迎える。

【了】

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