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武藤嘉紀、今季初先発も味方の退場で前半途中交代。ニューカッスルは数的不利響き5失点大敗

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
武藤嘉紀【写真:Getty Images】

【レスター 5-0 ニューカッスル プレミアリーグ第7節】

 イングランド・プレミアリーグ第7節、レスター・シティ対ニューカッスルが現地時間29日に行われた。試合はアウェイのニューカッスルが0-5で敗戦を喫している。

 FW武藤嘉紀はトップ下で今季初先発となった。武藤は味方の退場処分で、前半ATに途中交代となっている。

 序盤に武藤にチャンスが訪れる。12分、ペナルティエリア外の右でヘイデンがボールを受けると、中央にグラウンダーの早いクロスを供給。ディフェンスラインの裏を抜け出した武藤が合わせようとするも、上手くミートできず。決定機を生かすことができなかった。

 立ち上がりにチャンスを作ったニューカッスルだったが、先制したのはレスターだった。16分、自陣でペレイラがボールを持ち、前線のペレスに縦パスを供給。ペレスはダイレクトでペレイラに合わせ、ペレイラはそのままドリブルで相手陣内へ侵入。ペレイラは左足を振り抜き、ゴールに突き刺した。

 1点ビハインドのニューカッスルに不運が襲う。43分、ニューカッスルは相手ペナルティエリア手前の中央付近でボールロスト。ボールを拾ったプラートに対して、ヘイデンがスライディングタックル。このプレーでファールの判定を受け、ヘイデンは1発レッドで退場処分となってしまった。これにより、ボランチを失ったニューカッスルは、武藤に代え、キ・ソンヨンを投入。武藤の今季初先発は、46分で終わってしまった。

 後半開始早々に1人多いレスターが追加点を奪う。自陣からのロングボールに反応した左サイドのバーンズが抜け出すと、後方から中央に走り込んできたヴァーディーに浮き球のパスを供給。ヴァーディーはワントラップから左足を振り抜くと、ドゥブラフカの手に当たるも、ボールはゴールに吸い込まれた。続く57分には、ダメットのオウンゴールでニューカッスルが追加点を許す。

 完全に試合を決めたレスターは、64分にヴァーディーがこの日2点目となるゴールを記録。試合終了間際にもレスターは追加点を奪った。これで試合は終了し、5-0でレスターが勝利を収めた。敗れたニューカッスルは、4試合勝利なしとなってしまった。

【得点者】
16分 1-0 ペレイラ(レスター)
54分 2-0 ヴァーディー(レスター)
57分 3-0 ダメット【OG】(レスター)
64分 4-0 ヴァーディー(レスター)
90分 5-0 ウィルフレッド・ディディ(レスター)

【了】

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