D評価
D評価はローマ、マンチェスター・ユナイテッド、ミラン【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド
念願の大物CBのハリー・マグワイア、イングランド期待の若手アーロン・ワン=ビサカ、ダニエル・ジェームズらを加えたユナイテッドだが、今季も苦戦を強いられるだろう。前線の選手層があまりにも薄く、ポール・ポグバが不在だと攻撃が機能しないあたりはかなり深刻だ。スールシャール監督の采配にも未だ戸惑いが見受けられるなど、チームとしての課題は多い。トップ4入りは厳しいか。
ローマ
戦力的にはユベントスはもちろん、ナポリやインテルといったクラブに比べても落ちる。何よりフォンセカ体制1年目ということもあり、戦術の浸透などに時間がかかる可能性も高い。CL出場権獲得を果たせれば大満足と見ていいだろう。
ミラン
補強は将来を見据えた若手選手が主体で、今季からのステップアップは期待できない。新監督ジャンパオロの戦術も約束事が多く浸透に時間がかかるはずで、今季はさっそく4-3-1-2から4-3-3へとベースを変更するなど、試行錯誤は今後も繰り返されるだろう。CL出場権を獲得できれば大成功と言えるが、可能性は低い。EL出場権獲得が現実的と言えそうだ。
【了】