C評価
C評価はアーセナルとチェルシー【写真:Getty Images】
アーセナル
オーバメヤン、ペペ、ラカゼットの3トップは欧州でもトップクラスの破壊力を持つが、不安はやはり最終ライン。チェルシーから加入したダビド・ルイスは新天地で軽率な守備が目立っており、このあたりの課題は明確となっている。ウナイ・エメリ体制2年目はなんとしてもチャンピオンズリーグ出場権獲得を果たしたいところだが、現時点では微妙なラインと言わざるを得ない。
チェルシー
今夏の補強が行えず、新戦力は昨冬に獲得を決めたプリシッチとレンタルからの復帰組のみ。全体的に若いチームで今後の選手の成長には大きな期待を抱けるが、やはり他のビッグクラブに比べると脆さはある。アザールが抜けたいま、決定的な仕事を果たす選手もおらず、メイソンやエイブラハムは注目を浴びているが、彼らも強敵が相手だと力を発揮できない印象。今年は我慢の一年だ。
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