仙台対横浜FM、広島対名古屋はともに1-1【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第27節の試合が各地で開催されている。28日の19時開始のナイトゲームではベガルタ仙台対横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島対名古屋グランパスの2試合が行われた。
天皇杯では鹿島アントラーズに大敗したが、リーグ戦では3連勝中と好調な3位横浜FM。引き分けに終わった鹿島との差を縮めるとともに、29日に試合を行うFC東京にも肉薄するチャンスを迎えていた。
序盤からボールを支配する横浜FMは前半21分に先制。左サイドの高野遼からの低いクロスに対し、中央に上がってきた松原健がダイレクトで合わせて鋭いシュートを突き刺した。
そのまま1点ビハインドで終盤を迎えた仙台だが、89分に同点ゴールが生まれる。エリア手前からハモン・ロペスが放った低いミドルが右ポスト内側を弾き、跳ね返ったボールを永戸勝也が押し込んだ。再び勝ち越したい横浜FMの終盤の猛攻は実らず、1-1のドローに終わった。
上位争いに残りたい広島と、マッシモ・フィッカデンティ新監督の初采配となる名古屋の一戦は、33分にホームチームが先制。左CKから森島司の上げたクロスに、エリア内の野上結貴が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
だが名古屋も前半のうちに同点に追いつく。44分、ジョーのパスをエリア内で受けた前田直輝が絶妙なファーストタッチでシュートコースを作り、右足で丁寧なシュートをゴール右隅へ流し込んだ。後半にはスコアは動かず、そのまま勝ち点1を分け合っている。
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