ラピド・ウィーンの北川航也【写真:Getty Images】
オーストリア1部のラピド・ウィーンに所属する日本代表FW北川航也は、負傷により長期の離脱を強いられる見通しとなった。クラブが27日に発表を行っている。
北川は現地時間25日に行われたオーストリアカップのザルツブルク戦で左足首を負傷。MRI検査の結果、復帰までかなりの時間を要する見通しであることが明らかになった。
手術は必要ではないが、今後2週間は松葉杖を使用して過ごすとのこと。クラブは復帰の時期について、「今年中に再びプレーできるかどうかは非常に疑わしい」と見通しを示している。
清水エスパルスから今夏ラピドへ移籍した北川は、これまでにリーグ戦で4試合に出場。カップ戦のザルツブルク戦では移籍後初得点となる1-1の同点ゴールを挙げたが、その数分後に負傷交代していた。試合は延長戦の末に南野拓実の決勝ゴールによりザルツブルクが勝利を収めている。
年内の復帰が不可能だとすれば、北川はリーグ戦10試合を欠場することになる。10月、11月の日本代表の試合に出場することも不可能となりそうだ。年明け後のオーストリアリーグは、ウィンターブレイクを挟んで2月半ばから再開される。
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