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練習スパイのリーズがフェアプレー賞。チェルシー指揮官「最初は皮肉だと思ったが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

フランク・ランパード監督
フランク・ランパード監督【写真:Getty Images】

 練習スパイのリーズ・ユナイテッドとマルセロ・ビエルサ監督がフェアプレー賞を受賞したことに対して、チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が疑問を投げかけた。28日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 事の発端は2019年1月12日、ダービー・カウンティの練習場で不審な人物が発見されたのだが、その人物はリーズから派遣された者だった。後日、リーズ率いるビエルサ監督がスパイ派遣を認め、罰金処分を受けている。当時、ランパード監督はダービー・カウンティを率いていたのだ。

 そのような経緯があったにもかかわらず、国際サッカー連盟(FIFA)はFIFA年間表彰式『The Best』において、リーズとビエルサ監督にフェアプレー賞を与えている。

 ランパード監督は「私は笑ってしまったよ。誰が投票したか知っているかい?スパイ行為は文章化されており、罰金も科せられている。そのルールが変更されたため、不適切だと感じているよ。その裏でフェアプレー賞を受賞するのは…。最初は皮肉だと思ったし、奇妙な決定だと思う。スパイ行為については多くのニュースが報じられたので、誰もがフェアプレー受賞について同じような反応を受けているだろう」とコメントしている。

【了】

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