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セレッソがガンバとの大阪ダービー制し5連勝。サガンとレッズの激戦は3-3ドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

セレッソ大阪
セレッソ大阪【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第27節の試合が28日に各地で開催されている。セレッソ大阪対ガンバ大阪戦、サガン鳥栖対浦和レッズ戦の2試合が14時キックオフで行われた。

 G大阪は新戦力マルケル・スサエタがダービーマッチで加入後初先発。だが試合は序盤からホームのC大阪が優位に立つ。前半8分には左サイドに抜け出した丸橋祐介のクロスにブルーノ・メンデスが頭で合わせて早くも先制点を奪った。

 さらにその3分後、右コーナー付近でのFKからソウザが上げたクロスにマテイ・ヨニッチが飛び込んでヘディングで追加点。2点リードで前半を折り返したC大阪は、56分にも柿谷曜一朗のクロスから水沼宏太がダメ押しの3点目を奪う。後半アディショナルタイムにはアデミウソンが1点を返したが、C大阪が3-1で勝利を収めた。

 C大阪はこれでリーグ戦5連勝。暫定4位にまで順位を上げ、首位のFC東京とは6ポイント差、ACL圏内の3位横浜F・マリノスとは2ポイント差となっている。

 天皇杯でHonda FCに不覚を取った浦和は、リーグ戦でも7試合白星がなく15位にまで後退。プレーオフ圏の16位鳥栖とは4ポイントの差があるが、敗れれば射程圏内に詰め寄られてしまう状況で直接対決を迎えた。

 前半7分には武藤雄樹のゴールでアウェイの浦和が先制。29分にも橋岡大樹のクロスから長澤和輝がオーバーヘッド気味のスーパーゴールを決め、浦和が順調に2点のリードを奪う。

 だが後半も半ばを過ぎたところから鳥栖が反撃。69分には原川力が直接FKを突き刺して1点差とし、その5分後には金崎夢生が同点のゴール。さらに82分には安庸佑からの低いクロスに合わせたイサック・クエンカが逆転弾を蹴り込んで3-2とした。

 大逆転勝利を目前にした鳥栖だが、アディショナルタイムには岩波拓也がエリア内で倒され浦和がPKを獲得。杉本健勇がこれを冷静に成功させ、土壇場の97分に追いついた浦和が3-3のドローに持ち込んだ。

【了】

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