長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトのDF長谷部誠は、次の試合に向けて慎重にコンディションを見守らなければいけない。アディ・ヒュッター監督のコメントがクラブ公式サイトで紹介されている。
長谷部は現地時間27日、ブンデスリーガ第6節のウニオン・ベルリン戦にフル出場。2点リードで迎えた86分に1点を返されたフランクフルトは、残り時間を耐え抜こうと必死に守っていた。
その後半アディショナルタイム、ウニオン・ベルリンがロングボールを前線に送ると、戻りながらの守備となった長谷部は、前に出てきた味方GKケビン・トラップと激しく接触。頭部を打った長谷部はピッチに倒れ込むもプレーは続き、このプレーが切れたところで試合終了の笛が鳴った。
試合終了後も起き上がれなかった長谷部だが、しばらくしてピッチに座り、水分を補給していた。その様子から大事は避けられた模様だが、指揮官は「今後数日は様子を見ていく」と記者会見でコメント。このプレーで肩を痛めた守護神とともに、注意深くコンディションを確認されることになりそうだ。
リーグ戦で3試合ぶりの勝利を飾ったフランクフルトは、ミッドウィークにヨーロッパリーグを戦ったあと、リーグ戦でブレーメンをホームに迎える。長谷部とトラップのコンディションは、クラブにとっても気になるところだ。
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