エミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】
飛行機墜落により亡くなったFWエミリアーノ・サラの移籍金を巡る問題で、仲裁に入った国際サッカー連盟(FIFA)が現地時間25日に最終決定を下すようだ。25日に英メディア『BBC』が報じている。
サラは2019年1月の移籍市場でナントからカーディフ・シティへ完全移籍することが決定していた。だが同選手を乗せた小型機が消息を絶った後、英仏海峡海底から引き上げられた機体の中にあった遺体が、サラであることが確認された。
悲しい事故が起きた一方で、移籍金問題は平行線をたどっている。移籍金は1500万ポンド(約19億3000万円)となっているが、契約する前にサラが死亡したとして、カーディフ側は支払いを拒否。一方、必要な事務処理は完了していたとして、ナント側は支払いを求めている。
両者の意見が対立し、和解の最終期限である9月5日になっても解決の糸口が見出せないため、FIFAが仲裁に入ることになった。同メディアによると、現地時間25日の間にFIFAが最終決定を下す見通しだという。ようやく、サラの移籍金問題は解決するのだろうか。
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