ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、現役最後のクラブとしてアルゼンチンのボカ・ジュニオルスへ移籍する可能性があるかもしれない。スペイン『アス』紙が25日付で伝えている。
欧州各国のトップクラブを渡り歩いてきたイブラヒモビッチは、昨年からギャラクシーに所属。来月には38歳の誕生日を迎えるが、今季はすでにクラブ記録を更新する27ゴールを叩き出すなど、衰えを感じさせない活躍ぶりをみせている。
そのイブラヒモビッチに、ボカへの移籍の話が持ち上がっているという。ボカのダニエル・アンヘリシ会長も、スポーツディレクター(SD)を務める元アルゼンチン代表のニコラス・ブルディッソ氏も獲得に乗り気であり、「交渉は非常に困難ではあるが不可能ではない」とされている。なおブルディッソSDはインテルでイブラヒモビッチのチームメートだった。
いずれにしてもMLSのシーズン終了後にギャラクシーを退団することは確実との見通し。カタールからは金銭面でボカよりはるかに好条件なオファーも届いたが、イブラヒモビッチはこれを断ったとのことだ。
ボカには元ローマのMFダニエレ・デ・ロッシや、ユベントスなどで活躍したFWカルロス・テベスなど、欧州での実績が豊富なベテラン選手が他にも所属している。イブラヒモビッチもそこに加わる可能性があるのだろうか。
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