ダニエレ・デ・ロッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチンのボカ・ジュニオルスに所属する36歳のMFダニエレ・デ・ロッシが、約2年ぶりのイタリア代表復帰を果たす可能性もあるかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。
イタリア代表は10月12日に行われるEURO2020予選の試合でギリシャ代表と対戦する。ロベルト・マンチーニ監督は、この試合に向けた予備招集メンバーにデ・ロッシを含めたとのことだ。
2004年にイタリア代表にデビューしたデ・ロッシは、同国歴代4位となる通算117試合に出場。2017年11月に行われたロシアワールドカップ予選プレーオフでスウェーデンに敗れて本大会出場を逃したあと代表引退を表明した。
昨季終了後にはユース時代から19年間を過ごしてきたローマも退団。日本のヴィッセル神戸への移籍や現役引退も噂されたが、アルゼンチンの名門ボカへ移籍して現役を続行することになった。
ギリシャとの試合はローマの本拠地であるスタディオ・オリンピコでの開催。正式に招集を受けたとすれば、デ・ロッシは長年慣れ親しんだホームスタジアムへの帰還を果たすことになる。イタリア代表はこの試合でEURO2020予選突破を決められる可能性もあり、ワールドカップ予選敗退で代表キャリアを終えた悔しさを晴らすこともできるかもしれない。
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