デポルティボの柴崎岳【写真:ムツ・カワモリ】
スペイン2部のデポルティボに所属する日本代表MF柴崎岳は、現地時間24日に行われた会見に出席し、チーム状態や自身のパフォーマンスなどについて語った。クラブ公式サイトが会見の様子を伝えている。
柴崎はスペイン1部のヘタフェから今季デポルティボに移籍。「町はすごく気に入っていますし、サッカーをするのにすごくいい環境です」と述べ、デポルティボ移籍を選んだことについて「これまでの人生で自分の決断を後悔したことはありません」と語った。
だが柴崎自身もチームとしても、ここまでは苦しい戦いを強いられている。2部開幕戦ではオビエドに勝利を収め、柴崎のパフォーマンスも現地メディアに高く評価されたが、その後は6試合白星なし。柴崎に対してもメディアから厳しい評価が続いている。
「自分のパフォーマンスには満足していません。もっとできると思っていますし、もっとやっていかなければならないと思っています」と柴崎。チーム全体のパフォーマンスも良くないと認めつつ、試合を重ねて良くなってきている部分もあると語った。
スペインで2年半以上を過ごし、コミュニケーションの面での問題はほぼなくなったようだ。会見は通訳を介して行われたが、コミュニケーションに関する質問に対しては自らスペイン語で答える一幕もあった。
「チームメートとのコミュニケーションに問題はありません。彼らや監督が言うことは理解できます。(使える)言葉の数は多くはないですが、話す必要がある時は話すべきですし、全て理解できています」と柴崎は現地メディアに向けて話している。
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