バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナのDFジェラール・ピケは、日本への遠征を含めた今夏のプレシーズン期間に十分な準備ができなかったとして不満を口にしている。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えた。
今季リーガエスパニョーラでは開幕戦でいきなりの敗戦を喫するなど、順調なスタートダッシュを切ることができなかったバルサ。5試合を終えた時点で勝ち点7という数字は過去25年間でワーストの成績だった。
現地時間24日に行われたビジャレアル戦には勝利を収めたものの、FWリオネル・メッシがこの試合で負傷。プレシーズン中の負傷により開幕から4試合を欠場していたエースは再び離脱が見込まれることになった。
「プレシーズンはチームのためにならなかった」とピケはビジャレアルとの試合後にコメント。チームの低調な戦いぶりや負傷者の続出には、プレシーズン期間の過ごし方が影響しているという考えを示した。
「移動がたくさんあった。調子を整えられなかった選手や違和感を抱えていた選手もいた」とピケ。だがそれでも、「僕らはバルサであり言い訳はできない。不在の選手がいたとしても勝たなければならない」と勝利への意欲を強調している。
今夏のプレシーズンではバルサは日本を訪れ、チェルシーおよびヴィッセル神戸と対戦。その後アメリカ遠征も行い、ナポリとの2試合を戦っていた。
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