リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、サッカー選手や監督らが収入の1%をチャリティーに寄付するプロジェクト「コモンゴール」への賛同を表明するとともに、広く参加を呼びかけた。英メディア『BBC』などが伝えている。
リバプールを昨季チャンピオンズリーグ優勝などの好成績に導いたクロップ監督は、現地時間23日に行われた国際サッカー連盟(FIFA)の表彰式において男子年間最優秀監督賞を受賞。その受賞スピーチの中でチャリティー活動に言及した。
「今日から私もコモンゴールファミリーの一員であると表明できることを誇らしく思う」とクロップ監督は壇上で話し、大きな喝采を浴びた。
「コモンゴール」は2017年8月にマンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタが提唱者の一人として設立。同年10月にはアジア初の賛同者として香川真司(現レアル・サラゴサ)も参加を表明した。他にもジョルジョ・キエッリーニやマッツ・フンメルス、女子の年間最優秀選手に選ばれたミーガン・ラピノーなど多くの選手や監督らが参加している。
クロップ監督がリバプールで受け取る給与は年間1000万ポンド(約13億4000万)だとされている。1%であれば年間約1340万円が寄付されることになる。
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