PSVの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のPSVに所属する日本代表MF堂安律は、現地時間25日に行われる古巣フローニンゲンとの試合で先発に起用されるチャンスもあるかもしれない。オランダ紙『デ・テレグラーフ』が24日付で見通しを伝えている。
フローニンゲンでの活躍を高く評価され、強豪PSVへの移籍を実現させた堂安だが、ここまではポジション争いに苦戦。エールディビジのフィテッセ戦、ヨーロッパリーグ(EL)のスポルティングCP戦には後半途中から交代で出場したが、22日に行われたアヤックスとの大一番では出場機会を得られなかった。
続いて25日には、EL予選の影響で日程の変更されていた第4節のフローニンゲン戦が開催される。週2試合の過密日程が続く中で、マルク・ファン・ボメル監督は「フレッシュな選手たち」の起用も検討していると現地紙は述べている。
同紙によればファン・ボメル監督は控え選手の層を厚くできたことに満足しており、メンバーを入れ替えながら戦っていく考えだという。フローニンゲン戦に向けては堂安にも言及し、「ファン・ボメルは堂安律を古巣クラブとの試合に先発させるのだろうか?」と記している。
若いメンバーが力を発揮し、公式戦11試合無敗と好調な戦いを続けているチームの中で、加入したばかりの堂安がポジションを争うのは容易ではないかもしれない。チャンスが訪れれば確実につかみ取りたいところだ。
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