J3ライセンスを4クラブに交付【写真:Getty Images】
Jリーグは24日、同日に開催した理事会において、2020シーズンのJ3新規入会に向けてライセンス申請を行っていた4クラブ全てにライセンスを交付する判定を下したことを発表した。
ライセンス交付が決定されたのは、いずれもJFL(日本フットボールリーグ)に所属するラインメール青森、東京武蔵野シティFC、奈良クラブ、FC今治の4クラブ。武蔵野は「5年以内のスタジアム新設」という例外規定を適用の上での交付となっている。
ライセンスを交付されたクラブが最終的にJ3に参入するためには、JFLで4位以内、かつ百年構想クラブの中で上位2クラブという順位要件と、平均入場者数2000人以上という条件を満たした上で、11月の理事会による審議で承認を受けることが必要となる。
全30節中22節までを消化した今季のJFLで、今治は2位(1試合未消化)、武蔵野は6位、奈良は10位、青森は12位に位置している。百年構想クラブではあるがJ3ライセンス申請を行わなかったテゲバジャーロ宮崎は武蔵野と同勝ち点での5位となっている。
昨季はヴァンラーレ八戸、奈良、今治の3クラブにJ3ライセンスが交付され、その他の条件を満たした八戸が今季からJ3に参入。今治はJFLで5位に終わり、惜しくも順位要件を満たせなかった。今季は現時点で5位に7ポイント差をつけての2位に位置し、平均入場者数のクリアもほぼ確実な状況となっている。
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