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山口瑠伊が久保建英を語る。「レアルへの移籍にも驚きはしなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

山口瑠伊、久保建英
山口瑠伊、久保建英【写真:Getty Images】

 スペイン2部のエストレマドゥーラに所属するGK山口瑠伊が、マジョルカでプレーする日本代表MF久保建英について、過去に一緒にプレーした際の印象や今後への期待を語った。スペインメディア『エル・エスパニョール』が22日付でインタビューを伝えている。

 山口はU-20日本代表のメンバーとして2017年のU-20ワールドカップに参加し、“飛び級”で招集を受けた久保ともチームメートとして戦った。両者ともにFC東京下部組織の出身でもあるが、同時期には在籍していない。

 当時の久保の印象について、「彼のプレーを見ていると違いがあることは分かっていました」と山口は語る。「15歳でU-20ワールドカップに出場するというのは異常なことです。すごくクオリティーの高い選手でしたし、レアル・マドリーへの移籍にも驚きはしませんでした」と話している。

 今季のリーガ1部で久保が大きな活躍を見せられるかどうかとの質問にも「そう思います」と山口は回答。さらに将来的にマドリーで成功を収められるかどうかの見通しについても「彼次第になりますが、レギュラーの座を勝ち取れると思います」と話している。

 自身のキャリアについては、欧州での挑戦開始は「最初は難しかった」としながらも、「それだけの価値はありました」と語る。日本とスペインのサッカーの間には「5年前には差がありましたが、今は以前より急速に差が縮まっています」と述べ、「数年のうちに日本のサッカーはさらに大きく発展すると思います」と語った。

 エストレマドゥーラのBチームで経験を積み、今季からトップチームに引き上げられた山口だが、リーガ2部ではこれまで全試合にベンチ入りしながらもまだ出場はない。今後クラブと日本代表のレギュラーになれると思うかとの質問には「そうなれれば素晴らしいですね」と答えている。

【了】

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