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鎌田大地、土壇場のOG誘発でチーム最高評価。「攻撃陣に新しい風を送り込んだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

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フランクフルトの鎌田大地(左)【写真:Getty Images】

【フランクフルト 2-2 ドルトムント ブンデスリーガ第5節】
 
 ドイツ・ブンデスリーガ第5節、フランクフルト対ボルシア・ドルトムントが現地時間22日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わった。フランクフルトの長谷部誠はフル出場、鎌田大地は67分から出場した。

 公式戦3連敗の危機を救ったのは鎌田だった。1-2とビハインドの状況からピッチに入った鎌田だったが、積極的なプレーでチームに活気を与える。

 まずは68分、ドリブルで持ち上がりミドルシュートを打つもGKがキャッチする。さらに75分、86分とペナルティーエリア内で積極的にシュートを打つもDFのブロックなどもあり得点を決める事が出来ない。

 しかし88分、左サイドからの折り返しのボールをファーサイドで打ったシュートが相手選手に当たりボールはそのままゴールに吸い込まれる。場内では鎌田の得点とコールされるもその後オウンゴールと訂正されブンデス初ゴールとはならなかった。それでも土壇場でチームに勝ち点をもたらす貴重な活躍を見せた。

 試合後、独メディア『シュポルト』はフランクフルトの個人寸評を掲載した。「リードされた状況から攻撃陣に新しい風を送り込んだカマダは高い能力を見せつけた。彼のシュートが相手のオウンゴールを誘発した」と鎌田を評価し、チーム最高となる「2」を与えた。(ドイツは1が最高、6が最低評価)

 途中出場ながら大仕事をやってのけた鎌田は27日に行われる第6節ウニオン・ベルリン戦で先発出場に向け大きなアピールとなった。

【了】

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