バイエルン・ミュンヘンのフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第5節のバイエルン・ミュンヘン対ケルン戦が現地時間21日に行われ、ホームのバイエルンが4-0で勝利を収めた。MFフィリッペ・コウチーニョはバイエルンでの移籍後初ゴールを記録している。
バルセロナからのレンタルでバイエルンに加入したコウチーニョは、ブンデスリーガで2回目となる先発出場。62分にはPKでチームの3点目となるゴールを挙げ、さらに4点目もアシストして快勝に貢献した。
このゴールにより、コウチーニョは史上わずか9人目となる偉業を達成している。欧州のリーグランキングトップ4であるリーガエスパニョーラ、プレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガの全てでゴールを挙げたという記録だ。
コウチーニョはインテルでセリエA通算3得点を記録。スペインではエスパニョールで5得点、バルサで13得点を挙げた。プレミアリーグでは、5年間を過ごしたリバプールで通算41ゴールを挙げている。
過去にはゲオルゲ・ポペスク、フロリン・ラドチョウ(ともにルーマニア)、ヨン・ダール・トマソン(デンマーク)、ピエール・ウォメ(カメルーン)、オバフェミ・マルティンス(ナイジェリア)、ケヴィン=プリンス・ボアテング(ガーナ)、ボージャン・クルキッチ(スペイン)、ジョナサン・デ・グスマン(オランダ)が同じ記録を達成。南米出身選手ではコウチーニョが初となった。
【了】