ポルティモネンセに所属する日本代表DF安西幸輝【写真:Getty Images】
ポルティモネンセに所属する日本代表DF安西幸輝への評価がうなぎのぼりだ。
現地15日に行われたポルトガル1部リーグ第5節で、安西は国内屈指の強豪ポルトから鮮烈なゴールを奪った。この移籍後初ゴールやポルト戦での攻守にわたる高いパフォーマンスには絶賛の声が相次ぎ、現地メディアも最高評価で24歳の日本代表DFを称賛していた。
そして21日にはポルトガル大手紙『ア・ボラ』に「安西幸輝は入ってきて、再び出ていくことはない」という見出しの記事が掲載された。内容は安西がポルティモネンセの右サイドバックとして揺るぎない地位を築いたことを示すものだった。
「彼は有名な見知らぬ人としてポルティマンにやってきたが、すぐに自分自身を主張して、アントニオ・フォーリャ監督にとってアンタッチャブルな存在となった」
鹿島アントラーズからポルトガルへと移籍した安西は、「最初から判断すると、ポルトへ移籍する前にポルティモネンセで育った中島翔哉のように成功できるという、安全な賭けだ」とさらなる飛躍への期待も込められていた。
欧州初挑戦にしてシーズン開幕からレギュラーポジションを獲得し、リーグ戦は5試合連続出場中。初ゴールをきっかけに、成長を一層加速させられるか。現地22日にはアウェイでのヴィトーリア・セトゥーバル戦に挑む。
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