武藤嘉紀【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルを率いるスティーブ・ブルース監督がプレミアリーグ第6節ブライトン戦に向けた前日会見を行った。地元紙『クロニクルライブ』などが現地時間の20日に報じた。
ニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀は、今季ここまで公式戦5試合に出場している。現地時間28日に行われ、PK戦の末破れたカラバオカップ2回戦のレスター・シティ戦で武藤は先発出場し、1得点を記録した。だが、リーグ戦での先発は一度もない。
現在ニューカッスルでは、今夏ホッフェンハイムから加入したFWジョエリントンが務めている。2トップを形成する場合は、MFミゲル・アルミロンがFWに入る。今夏加入した30歳のFWアンディ・キャロルが負傷していたため、現在の武藤の序列は2番目である。
だが、ブルース監督は会見で「我々全員はキャロルが復帰すれば、素晴らしいセンターフォワードだということを知っている。彼のようなプレースタイルで、彼より上の選手はいない。キャロルは若くない。だが、経験がある」と話し、キャロルが復帰する可能性もあるようだ。
さらに、主に左サイドを務めるMFアラン・サン=マクシマンも復帰の可能性もあり、攻撃陣の駒が揃ってくる。キャロルやサン=マクシマン、アルミロンの活躍次第では、武藤の立場が危ぶまれてくる。果たして、武藤はこのポジション争いに勝利することができるのだろうか。
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