堂安律【写真:Getty Images】
【PSV 3-2 スポルティングCP ELグループD組第1節】
ヨーロッパリーグ(EL)グループD組第1節、PSV対スポルティングCPの試合が現地時間19日に行われ、PSVが3-2の勝利をおさめている。試合後、PSVに所属する堂安律が取材に答えた。
ベンチ入りした堂安は78分にブルマとの交代で途中出場。もっと長い時間プレーしたかったか聞かれると「もちろん出たかったですし、そうですね。それが率直な気持ちです」と答えている。
得意の左足からシュートを放つシーンもあったが「感覚的にフローニンゲンに来た当初を思い出すような感じで。すごいフレッシュな気持ちでプレーできていますし、フローニンゲンの時ならあまり仕掛けなかったシーンも、前を向いて仕掛けられるようになっています。アピールしなくちゃいけないという状況の中で使われて、自分の中ではすごく良いメンタルで入れているんじゃないかと思います」と語り、調子がいいことを明かした。
代表戦やクラブの試合など、過密日程が続いているが「いや、楽しくて仕方ないですね。すぐ試合あるのが楽しくて仕方ないです。どちらかというと僕は不安症というか、メンタルを常にハイで持っておきたいタイプなので。試合が常にあることによって、自分のモチベーションを常にハイで保てますし。どうしても4日、5日空いてしまうと、もっとやりたいという欲が出てくるので、早く試合ができていいと思います。相手も強いのでね。今日の相手も、次の試合の相手もアヤックスなのでね」とコメントし、むしろ多くの試合をこなしたいとの考えを示した。
また、今日の試合で着用したユニフォームは「親にあげようと思ってちゃんと持って帰ってきてます」とし、「親が次のアヤックスを見て帰るので、帰る時に家で飾ってくれたらなあと思って。僕の家は、実家がすごく俺のミュージアムみたいになっています。その時に履いたスパイクとか、代表戦時の初ゴールの時のスパイクとかありますし、いろんなこうやって飾られてきて」と話している。
(取材:本田千尋、文・構成:編集部)
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