岡崎慎司【写真:Getty Images】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第6節のウエスカ対アルバセテ戦が現地時間18日に行われ、アウェイのアルバセテが1-0で勝利を収めた。ウエスカのFW岡崎慎司は先発でフル出場を果たしたが、初ゴールは挙げられなかった。
ウエスカに加入して以来これまで2試合に交代出場していた岡崎だが、今節は初先発に起用。ボレーシュートでゴールネットを揺らしながらもオフサイドで無効とされた場面や、クロスバーを叩いたヘディングシュートなど、ゴールにあと一歩まで迫る形は何度かあった。
ウエスカの補強の目玉である岡崎の初めての先発入りには、現地メディアからも注目が集まった。地元紙『エラルド』は先発メンバー発表を伝える記事に「岡崎が初先発」とタイトルをつけ、「岡崎慎司の存在が最大のニュース」と伝えていた。
スペイン各メディアともマッチレポートでは岡崎が迎えた複数の決定機に言及し、積極的にチャンスに絡んでいた様子を報じている。地元紙『エル・ペリオディコ・デ・アラゴン』は、岡崎について「輝きを放ち、よく戦っていた」とプレーを称えた。
ミチェル監督も、試合には敗れたが岡崎らの奮闘を評価しているようだ。「岡崎とチーム全体に対して満足する様子を見せた」と『ヘラルド』は試合後の同監督について述べている。
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