久保建英とアンス・ファティ【写真:Getty Images】
マジョルカの日本代表MF久保建英とバルセロナのFWアンス・ファティの“恩師”であるダニエル・オルカス氏が、両者の比較について見解を述べた。スペイン『ラ・セクスタ』のインタビューに答えている。
16歳のアンス・ファティは今季のバルサに彗星のように登場。トップチームに引き上げられてデビューを飾ると、クラブ史上最年少ゴールやチャンピオンズリーグにおけるクラブ史上最年少出場など様々な記録を塗り替えている。
そのアンス・ファティは、かつてバルサ下部組織で久保ともチームメートとしてプレーしていた。久保は一旦日本への帰国を余儀なくされたあと、バルサへの復帰が濃厚視されていたが、宿敵レアル・マドリーに加入。今季はマジョルカにレンタルされることになった。
バルサ下部組織で2人を指導したオルカス氏は、トップチームのエースであるリオネル・メッシとの比較も交えつつ両者についてコメント。「メッシは一人だけしかいないが、タケは技術的には非常に彼に似ている」と久保を評した。だが、「どちらか一人だけを選ばなければならないとすれば、私はアンスの方を選ぶ」とバルサの16歳をより高く評価している。
今季のリーガエスパニョーラでは久保とアンス・ファティの激突も注目を集めることになるかもしれない。マジョルカとバルサとの対戦は12月の第16節と、来年3月の第28節に予定されている。
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