現役時代のフェルナンド・リックセン氏【写真:Getty Images】
現役時代にスコットランドのレンジャーズなどで活躍した元オランダ代表DFのフェルナンド・リックセン氏が43歳の若さで死去した。レンジャーズが公式ツイッターで明らかにしている。
リックセン氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていることを現役引退後の2013年に公表し、闘病生活を送っていた。だがクラブの発表によれば現地時間18日朝に亡くなったとのことだ。
リックセン氏は1994年にオランダのフォルトゥナ・シッタートでデビュー。AZアルクマールを経て2000年に加入したレンジャーズではキャリアの中で最も長い期間を過ごし、2度のリーグ優勝など7つのタイトル獲得に貢献した。2004/05シーズンにはリーグ最優秀選手賞も受賞している。
2006年にはロシアのゼニト・サンクトペテルブルクへレンタル移籍し、その後完全移籍。2010年にはプロキャリアをスタートさせたクラブであるフォルトゥナ・シッタートに復帰し、36歳で引退するまでプレーした。
2000年にはルイス・ファン・ハール監督率いるオランダ代表にもデビュー。2003年までに通算12試合に出場した。
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