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浦和レッズ、ACL準決勝進出!2戦合計3-3もアウェイゴールの差で上海上港を退ける

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
浦和レッズ【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 1-1 上海上港 ACL準々決勝第2戦】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦、浦和レッズ対上海上港が17日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わった。2戦合計3-3となるも、アウェイゴールの差で浦和が準決勝進出を果たした。

 敵地での準々決勝第1戦を2-2の引き分けとした浦和は、勝利もしくは1-1以下の引き分けで準決勝進出が決まる。浦和はFW興梠慎三をワントップに置き、MF長澤和輝とファブリシオがシャドーに入る。一方、上海上港はフッキが出場停止ではあるが、元ウェストハムのマルコ・アルナウトヴィッチと元ブラジル代表MFオスカルがスタメンに名を連ねた。

 いきなり上海上港にアクシデントが襲う。26分、上海上港MFヤン・シエンが負傷し、リン・チュアンイーとの交代を余儀なくされてしまった。すると35分、右サイド深い位置で受けた橋岡が中央にグラウンダーのクロスを供給。これに長澤がダイレクトで合わせるが、GKが弾いた。

 徐々に浦和がリズムを作ると、浦和に欲しかった先制点が生まれる。39分、左サイド深い位置で関根が右足で中央にクロスを供給。これを中央で興梠が頭で合わせ、ゴールに突き刺した。これで浦和は2戦合計3-2とし、2点のアウェイゴールを決めている浦和は優位に立った。

 勢いに乗る浦和は後半開始早々の51分、青木の縦パスを受けたファブリシオがペナルティエリア手前から強烈なシュート。だが、これはゴール右に外れてしまった。

 リズムに乗っていた浦和だったが、同点に追いつかれてしまう。60分、上海上港にこぼれ球をキープされ、左サイドからウ・カイがクロスを供給。これをオウ・シンチョウがダイレクトで合わせ、西川の右足に当たるが、西川の股間を抜きゴールに吸い込まれた。これで2戦合計3-3となったが、アウェイゴールの差で浦和がリード。

 その後も浦和は、上海上港ゴールに襲い掛かるが、追加点を奪うことができない。上海上港はラストプレーのFKでGKがゴール前まで上がるも、得点を奪えなかった。

 結局試合はこのまま終了し、1-1の引き分けに終わった。これで2戦合計3-3となり、アウェイゴールの差で浦和が準決勝進出を果たした。

【得点者】
39分 1-0 興梠慎三(浦和レッズ)
60分 1-1 オウ・シンチョウ(上海上港)

【了】

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