バルセロナのアンス・ファティ【写真:Getty Images】
16歳でバルセロナのトップチームにデビューし、数々の最年少記録を更新しつつあるFWアンス・ファティ。次はチャンピオンズリーグ(CL)最年少ゴール記録にも挑戦することができそうだ。
アンス・ファティは先月25日のベティス戦に交代出場し、クラブ史上2番目となる若さでデビュー。さらにオサスナ戦では初ゴールを挙げ、クラブ史上最年少の得点記録を塗り替えた。
14日のバレンシア戦で初先発に起用されると、開始わずか2分で2試合連続となるゴール。7分にはアシストも記録した。同じ試合でゴールとアシストを記録したリーガ史上最年少の選手になるとともに、バルサ本拠地カンプ・ノウでの史上最年少ゴール記録も達成している。
現地時間17日には、バルサはCLグループステージ初戦のボルシア・ドルトムント戦に臨む。アンス・ファティがこの試合に出場してゴールを決めたとすれば、CLの史上最年少ゴール記録も更新することになる。
欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトによれば、現在CLの最年少ゴール記録を保持しているのは元ガーナ代表FWのピーター・オフォリ=クアエ氏。オリンピアコスに所属していた1997年に17歳195日で決めたゴールだった。2位以下にはマテオ・コバチッチ、セスク・ファブレガス、ボージャン・クルキッチらが続いている。
ドルトムント戦の時点で16歳322日となるアンス・ファティがゴールを決めれば、その記録を大幅に更新。今回決められなくとも、今季の大会の準決勝までにゴールを挙げれば大会最年少記録となる。
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