バルセロナのサミュエル・ウンティティ【写真:Getty Images】
バルセロナはフランス代表DFサミュエル・ウンティティを冬の移籍市場で放出する意向を持っているようだ。14日付けの伊メディア『カルチョメルカート』が報じている。
同メディアはウンティティの移籍先としてアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどを挙げているが、ユベントスがその中でも最も移籍に近いと伝えている。
ウンティティは2016年にリヨンからバルセロナに加入した。これまでリーグ戦通算64試合に出場するも選手層の厚いチームにおいて絶対的なレギュラーにはなっていない状況だ。また怪我も多く現在も右足の骨折をしており最大で6週間の離脱が見込まれている。そんな25歳をバルセロナは売却を検討している模様だ。
なお、ウンティティの移籍先の有力候補とされているユベントスはイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが先月に右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い長期離脱が決定している。夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンのジェローム・ボアテング獲得が噂されたが実現には至らなかった。
同クラブは20歳のマタイス・デリフトや21歳のクリスティアン・ロメロ(今季はジェノアでプレー)、メリ・デミラルといった若手DFを獲得しているが、デリフト以外は将来に向けた補強という側面が強い。
果たしてバルセロナはウンティティを放出するのか、そして移籍先がユベントスとなるのか…今後の行方が注目される。
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