ネイマール【写真:Getty Images】
【PSG 1-0 ストラスブール リーグアン第5節】
リーグアン第5節、パリ・サンジェルマン(PSG)対ストラスブールの試合が現地時間14日に行われた。PSGが1-0の勝利をおさめている。この試合中、PSGに所属するブラジル代表FWネイマールに対して、大ブーイングが浴びせられていたと、14日に英メディア『BBC』が報じている。
今夏、バルセロナやレアル・マドリーから興味を示されていたネイマール。移籍の可能性があったため、シーズンが開幕してもベンチ外の状況が続いていた。しかし、最終的に交渉はまとまらずPSGに残留することに。ネイマールにとって、今節のストラスブール戦は今季初出場の試合となったが、スタメン発表時、ボールに触れた時など、いろいろな場面でPSGのファンから大きなブーイングを浴びせられていた。
それでも後半アディショナルタイム、アブドゥ・ディアロのクロスにネイマールがオーバーヘッドで合わせると、強烈なシュートが左のポストに弾かれて、そのままゴールに吸い込まれた。ネイマールの劇的弾により、PSGは1-0の勝利をおさめている。ただ、勝利の立役者となった試合後も、歓声だけでなくブーイングも入り混じる状態が続いていた。
ネイマールは試合後「みんなにブーイングされたのは初めてではない。残念ながら、これから僕がプレーする試合は全てアウェイゲームのような雰囲気になるだろう。誰もが、僕がPSGを去りたかったことを知っている。何が起こったのか、詳細に触れるつもりはない。今こそページをめくる時だ。今日も、僕はPSGの選手であり、ピッチに立てば全力を尽くすつもりだ」と語り、ブーイングされることを覚悟していた様子を見せている。
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