山口瑠伊【写真:Getty Images】
今週末のセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で、今季最初の“日本人対決”が実現する可能性もあるかもしれない。MF香川真司の所属するレアル・サラゴサが現地時間15日に対戦するエストレマドゥーラでは、GK山口瑠伊がデビューのチャンスをうかがっている。
今季のスペイン2部には香川に加えて、デポルティボにMF柴崎岳、ウエスカにFW岡崎慎司が加入。3選手とも各チームの補強の目玉として注目されており、日本人選手所属チームによる白熱の昇格争いが繰り広げられることが期待される。
だがもう一人、スペイン2部のチームで活躍の時を待つ日本人選手がいる。エストレマドゥーラに所属する21歳の山口だ。
各年代の日本代表でもプレーしてきた山口は、FC東京U-18から2014年にフランスのロリアン下部組織へ移籍。2017年にはエストレマドゥーラBへ移籍し、過去2年間はBチームでレギュラーとして成長を続けてきた。
今季はトップチームに引き上げられ、これまでリーグ戦4試合全てにベンチ入り。サラゴサ戦でもこれまでの試合と同じくレギュラーのGKカストがゴールを守ることが予想されるが、何らかのアクシデントなどがあれば山口にトップチームデビューのチャンスが訪れる可能性もあるかもしれない。
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