ダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】
サンパウロのブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、今年の夏に古巣であるバルセロナやユベントスに復帰する可能性もあったと認めつつ、母国帰還を選んだ理由について説明している。『ザ・プレイヤーズ・トリビューン』での同選手のコメントを『テラ』ブラジル版など複数メディアが伝えた。
今夏のコパ・アメリカ2019(南米選手権)で地元ブラジルを優勝に導く活躍を見せたアウベスは、その大会中にパリ・サンジェルマン退団を発表。バルサへの復帰やプレミアリーグ移籍なども噂されたが、母国のサンパウロと3年契約を交わした。
「ユベントスに戻る可能性もあった。バルサに戻る可能性もあった」とアウベスは振り返る。だが「自分が人間としてもっと良くなれるだろうか? プロ選手としてもっと良くなれるだろうか?」と考えたという。
現在36歳のアウベスは、39歳で迎えることになるカタールワールドカップ出場を目指すことに意欲を見せ、その環境を整えるため複数年契約を重視したとも説明している。
「ほとんどのクラブは(複数年契約を)提示してくれなかった。僕のことを信じてくれず、有効期限があると考えていたからだ。だがいつ始まっていつ終わるかは自分で決める」とアウベス。今後もトップレベルでプレーを続けられることに自信を見せている。
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