イ・ガンイン【写真:Getty Images】
バレンシアは11日、チームを率いていたマルセリーノ・ガルシア・トラル監督を解任し、新指揮官としてアルベルト・セラーデス氏を招聘した。この監督交代によって、バレンシアに所属する18歳の韓国代表MFイ・ガンインの立場に変化があらわれるかもしれない。11日にスペインメディア『エル・デスマルケ』が報じている。
イ・ガンインは11歳の時からバレンシアの下部組織で育ち、昨年8月にバレンシアとの契約を2022年6月まで延長。契約解除金は8000万ユーロ(約104億円)に引き上げられた。スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)やヨーロッパリーグ(EL)にも出場したが、シーズン通して出場数は少なかった。そんな中、韓国代表としてU-20ワールドカップに参加し準優勝。イ・ガンインは大会MVPに輝いている。
バレンシアから高い評価を受けながら、今季は6分の出場にとどまっていた。同メディアによると、新指揮官に就任したセラーデス氏は若手選手にチャンスを与えることを明言しており、イ・ガンインがトップチームに混ざって練習を行なっているという。現地時間14日に行われるバルセロナ戦で起用されるかもしれない。
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