本田圭佑【写真:Getty Images】
2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選C組第2節のカンボジア対バーレーン戦が現地時間10日に行われ、アウェイのバーレーンが1-0で勝利を収めた。カンボジア代表の実質的な監督を務める本田圭佑が、バーレーンに破れたカンボジア選手たちに伝えた試合後のメッセージを11日、自身のインスタグラムで公開した。
カンボジア代表は、5日に行われた香港戦で1-1のドロー。バーレーンに対してカンボジアは後半30分過ぎまでゴールを許さず健闘。だが、78分にCKからのこぼれ球をアル・アスワドに押し込まれ、バーレーンに先制を許してしまった。これでカンボジアはバーレーンに破れた。
試合後、破れたカンボジア代表の選手たちがサポーターのもとへ挨拶に行く前に、本田はカンボジア代表の選手たちを集めて以下のように話した。
「おそらく、こういう試合の後の君たちは、笑顔なんか見せてはいけないと思うかもしれない。でも、幸せだと思うべきだ。わかるか?僕らは彼らをリスペクトしている。そして彼らも君たちをリスペクトしている。だから、僕らは彼らにもっと「来てくれてありがとう」という感謝を示さなければいけない。君たちは彼らの夢だ。だから、肩を落としたりするな。ありがとう、ありがとう、こんな感じだ。自分に自信を持て。わかるね?」
その後、本田のプロフェッショナリズムを受け取ったカンボジアの選手達はサポーターのもとへと歩いて行った。
【了】