マウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
様々な選手の代理人を務めるダリオ・カノービ氏が、インテルからパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍した26歳のFWマウロ・イカルディについて、ワンダ・ナラ氏によって移籍せざるを得ない状況になったとの見解を示した。伊メディア『トゥットメルカートウェブ』が報じている。
キャプテン剥奪後にインテルとの関係が悪化したイカルディだが、それでもチーム残留を望んでいたとの情報もある。それを裏付けるように、夏の移籍市場が開いた後、多くのオファーがイカルディのもとに届いたが、いずれも拒否していた。しかし、移籍期間の終了間際になって急展開。最終的にPSGへの移籍が決まっている。
カノービ氏は「イカルディのPSGへの移籍は、今夏最大の取引の一つだった。インテルは彼らのやり方によって、行動することを余儀なくされたと思う。ワンダ・ナラの絶対的な狂気に追い込まれたのだ。ワンダ・ナラがしたことは、本来代理人がすべきことの逆をやった」と語った。
なお、PSGに移籍したことでイカルディの給与は増えた。しかし、子供がイタリアの学校に通っている関係で、妻のワンダ・ナラ氏はミラノに残ることになる。つまり、イカルディは1人でパリへ行くことになった。果たしてイカルディは新天地で活躍できるのだろうか。
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