ボローニャの冨安健洋【写真:Getty Images】
元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏は、今季からセリエAのボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋を絶賛している。イタリア『トゥットメルカートウェブ』が9日付で同氏のコメントを伝えた。
冨安はベルギー1部のシント=トロイデンからの完全移籍でボローニャに加入。これまで公式戦3試合に右サイドバックとして先発フル出場し、現地メディアやファンから早くも高い評価を受けている。
『トゥットメルカートウェブ』は冨安について「短期間でボローニャのアイドルになった」と述べつつ、ザッケローニ氏の言葉を伝えている。「完成された選手だ。ボローニャにとっては良い買い物だね」と元日本代表監督は、900万ユーロ(約10億7000万円)だとされる移籍金は安いものだったという考えを示した。
「(ボローニャのスポーツディレクター、ワルテル・)サバティーニは適当に選手を獲ることはない。私も日本から彼は良い選手だと聞いているし、欧州で10年間プレーしている吉田(麻也)と比較されている。本物のサッカー選手のクオリティーを持っている」とザッケローニ氏。自身の古巣でもあるボローニャに加入した日本代表DFの成功を確信しているようだ。
【了】