ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸を率いるトルステン・フィンク監督は、同クラブ所属の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの復帰が近づいていることを認めている。ドイツ『スカイ・スポーツ』が6日付でインタビューを伝えた。
ポドルスキは今年6月に真珠腫性中耳炎のため母国ドイツで手術を受けた。その後も療養のためしばらくドイツにとどまっていたが、先月には日本に戻ってきたことをSNSで報告していた。
「普通なら2、3週間かかる。来週にはもう戻ることができるようになるかもしれない」とフィンク監督はポドルスキの現状についてコメント。実戦復帰が近い状態となっていることをうかがわせている。
「中耳の感染症の一種で、鼓膜の手術を受けなければならず、練習することも歩くことすらもできなかった。まだ足りない部分は多いが、今はしっかり頑張っている」と指揮官は続けた。
ポドルスキは先日、ドイツ代表のオーバーエイジ枠で来夏の東京五輪に出場することにも意欲を見せていると報じられていた。フィンク監督もそれを認め、「オリンピック参加が彼の大きな目標だ。その時は近づいている」とコメントしている。
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