ブラジル代表を率いるチッチ監督は、FWネイマールの現状が心配だと語った。英『スカイ・スポーツ』などが指揮官のコメントを伝えている。

　ネイマールはこの夏、パリ・サンジェルマンからの移籍を希望していた。バルセロナやレアル・マドリーなどが獲得に乗り出したが、なかなか取引は成立せず、ネイマールは2000万ユーロ（約24億円）を自ら支払ってでも移籍したいと申し出たと言われている。

　それでも最終的にはパリ・サンジェルマンに残留が決定。今後もフランスで戦うことが決まった。

　ネイマールの状況が心配かと問われたチッチ監督は「そのとおりだ。解決してほしい」とコメント。「ただ、それは私にどうにかできることではない。私が解決できるわけではない。唯一できることは、願うことだけ。それ以上のことはできないんだ」と語っている。

　ブラジル代表のエースであるネイマールは現在27歳。指揮官はチームの大黒柱がベストな状態であることを願っている。

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