岡崎慎司【写真:Getty Images】
スペイン2部のマラガが5日、岡崎慎司などの選手たちと契約解除に至った理由について、ラ・リーガ側に責任があるとの公式声明を発表した。
レスター・シティを昨季限りで退団した岡崎は、今季からマラガに加入。しかし、マラガはリーガにより課されたサラリーキャップを超過した状態にあり、新たな選手を登録できない状態が続いていた。結局、1試合も出場することなくマラガを離れることに。
それでもマラガは「過去数日間、マラガのサポーターの一部が、この9月2日月曜日に閉まった移籍市場でのクラブの結果について批判し、その批判に我々は注意深く耳を傾けてきた。実際、我々は新しい選手を登録するために最大限の努力をして、会長がクラブのスタッフに適切な指示を出したという現実をファンの皆様には知ってほしい。それは、岡崎やホセ・ロドリゲスのことを指している。彼らを登録できなかったのはマラガのせいではなかった。会長が望んだように、我々はできる限りのことをした。ラ・リーガは、要件の変化に対応しようとしても、これらの登録をブロックし続けたのだ」と、ラ・リーガに拒まれたことで、登録が上手くいかなかったと主張。
岡崎については「この状況により、重要な新加入選手を失った。彼の場合、クラブの利益に反して、我々は彼が今季プレーすることが出来る別のクラブへの参加のリクエストに答えるしかなかった。来季、再びマラガに戻ってくるという彼のコミットメントに期待したい」と説明。手放したくなくても、手放さざるを得なかったとしている。
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