マウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
今夏、インテルからパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍した26歳のFWマウロ・イカルディ。同選手はフランスへ渡るが、妻のワンダ・ナラ氏はイタリアに残ることになりそうだ。5日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
夏の移籍市場が開いた後、多くのオファーがイカルディのもとに届いたとされるが、いずれも拒否。インテル残留が濃厚とされた。だが、8月下旬には、他クラブへ移籍するとの見方が強くなった。移籍期間終了まで交渉が長引いたことについて、ナラ氏は「最後の瞬間まで待っていたのは、エースとしての格があったから」と語り、戦略的なものであることを示唆している。
続けて「マウロは小さなスーツケースを詰めて、残りは私に任せた。子供たちはイタリアの学校に行くので、私たちはミラノとパリ、両方に住むことになる。私たちが持っていた3つの選択肢のうち、PSGは私にとって最悪だったの。子供たちと一緒にミラノに住む必要があったからよ。しかし、私は彼にとって何が最善かを考えた。彼を望んでいた多くの重要なイタリアのクラブに行けたら、それはもっと簡単だったでしょうね」と、語った。
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